K-1スーパー・ライト級の野杁正明(23)が26日、都内で会見し、16日に長女が生まれたことを報告した。

 25日の「K-1 WGP 2017」(東京・代々木第2体育館、日刊スポーツ新聞社後援)で、ユネス・スマイリ(18=モロッコ)に3-0で判定勝ち。「父親として初めての試合なので緊張した。勝つことができてホッとしている」と笑った。試合は課題も残した。「倒すならボディーでと思って打ってが、KOを狙いすぎた」と、攻撃のリズムをつかみ切れなかった点を反省した。

 野杁は現王者ゲーオ・ウィラサクレック(32=タイ)を破っての、K-1同級王座獲得を最大の目標に掲げる。そのゲーオは4月22日に山崎秀晃(30)とのタイトル戦を控えており、「ゲーオには山崎さんに勝ってもらい、僕がゲーオを倒す」と構想を描いていた。