NEVER無差別級王者後藤洋央紀(37)が挑戦者のパニッシャー・マルティネス(ROH)を下し、2度目の防衛を果たした。

 2メートルの大男ながら、巧みな技を駆使して攻めてくる相手に、後藤は大苦戦。何度も攻め込まれ苦境に立たされたが、接近戦から頭突きでリズムをつかんだ。最後は相手の技を切り返してGTRで粉砕。ベルトの米国流出を防いだ。試合後は「どこの誰かも知らない相手だった。これからもどこの誰でもいい。他の団体でも、オレは防衛していく」と決意を話した。

 また、セミでROH世界王座に挑戦したYOSHI-HASHIは王者アダム・コールに敗れ、王座初奪取はならなかった。メインではオメガ組とオカダ組が8人タッグで対戦。高度な連係とテクニックで会場を沸かせ、最後はオメガ組のコーディがオスプレイを沈めて勝利した。