負傷欠場の本間朋晃に代わってニュージャパン・カップ(NJC)に出場する永田裕志(48)が、1回戦で対戦するタンガ・ロアに圧勝した。

 永田は3日の沖縄県大会で頸椎(けいつい)損傷の大けがを負って欠場した本間の代役としての出場が、この日に決定。大会に先立って行われた出場16選手による公開会見に臨んだ。

 6人タッグの試合では、厳しい攻めでロアを追い詰め、最後はバックドロップホールドで勝利した。「そんなに手応えはなかった。NJCを卒業しかけたが、在校生のメンバーがこれだったら、帰ってこなきゃ」と6年ぶりの出場に手応えを感じた様子だった。

 本間については「本間がケガで出られなかった大会で役目が回ってきた。真摯な気持ちでこの大会を盛り上げていきたい」と語った。さらに「NJCに未練はなかったが、IWGPに未練がある」と優勝しての王座挑戦に意欲を見せた。