「K-1 WGP 2017」(6月18日、さいたまスーパーアリーナ、日刊スポーツ新聞社後援)の、第2代スーパー・ウエルター級王座決定トーナメント出場選手決定記者会見が19日、都内で行われ、日菜太(30)-ジョーダン・ピケオー(26=オランダ)など1回戦4試合の対戦が発表された。

 初代王者マラット・グレゴリアン(25=アルメニア)が防衛戦を回避したために返上扱いとなった王座を争うもの。初代RISE70キロ王者・日菜太は、現Krush70キロ王者のピケオーとの対戦について「事実上の決勝戦だと思う」と気を引き締めた。

 そして、7、8年前からこのクラスの日本人ファイターの顔ぶれが変わっていないことに言及。若手が育っていない点を踏まえ「70キロのベルトは今回僕が取れなかったら、今後取れる日本人はなかなか出てこない」と必勝を誓った。

 その他の1回戦は、城戸康裕(34)-ジョーダン・ワトソン(29=英国)、広野祐(32)-サニー・ダルベック(25=スウェーデン)、中島弘貴(28)-チンギス・アラゾフ(23=ベラルーシ)に決まった。