日本バンタム級4位高橋竜也(28=ヤマグチ土浦)が3回TKO勝ちを飾った。

 ルンペット・サイトーンジム(20=タイ)との対戦で、2回に右ストレートを皮切りに、左ボディーで2度とこの回3度ダウンを奪った。37戦目の高橋に対して初来日の相手は12戦目と実力の違いは明白。3回に連打でロープに追い詰めてダウンを奪うと、レフェリーが即座にストップした。高橋は「変則な相手で、自分のボクシングが全然できていない。力だけで倒した感じ。反省だけです」と苦笑い。

 14年の日本王座初挑戦は判定負けで「日本王者になるために練習するだけ」。今後は7月、9月に試合を予定する岩本会長は「年内に挑戦できれば」と話した。