大橋ボクシングジムは4日に都内で会見を開き、5月21日に有明コロシアムでダブル世界戦を行うと発表した。

 2階級制覇のWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(23=大橋)は挑戦者に同級2位リカルド・ロドリゲス(米国)を迎えての5度目の防衛戦に臨む。井上は12勝(10KO)、ロドリゲスはメキシコ出身で16勝(5KO)3敗。

 3階級制覇のIBFライトフライ級王者八重樫東(34=大橋)は、暫定王者ミラン・メリンド(29=フィリピン)に対して3度目の防衛戦となる。八重樫は25勝(13KO)5敗、メリンドは35勝(12KO)2敗。

 なお、前日5月20日には同じ有明コロシアムで、WBA世界ミドル級タイトルマッチに臨むロンドン五輪金メダリスト村田諒太(31=帝拳)をメインイベントにしたトリプル世界戦が開催される。2日連続、合計5つの世界戦が予定されている。