5カ月半ぶりの復帰戦となるK-1フェザー級世界王者・武尊(25)と、スーパー・ファイトで対戦するビクトー・サラビア(23=米国)が、ともに2回KO勝ちを宣言し合った。

 2人は21日、「K-1 WGP 2017」(22日、東京・代々木第2体育館、日刊スポーツ新聞社後援)の公開計量と記者会見に同席。火花を散らした。

 昨年11月3日、K-1初代同級王座決定トーナメント優勝で、史上初の2階級制覇を果たした武尊は、準決勝のユン・チー(21=中国)戦で右拳を痛め、全治2カ月と診断された。

 5カ月半ぶりの試合となる武尊はリミットいっぱいの57・5キロ、サラビアは57キロで計量をパス。サラビアが「パワーには自信がある。パンチで2回に倒したい」と言うと、武尊は「自分も以前から2回KOと言っていた。どの技で倒すかは分からないが、皆さん、2ラウンドを見逃さないで」とファンに呼びかけていた。