具志堅用高(61)が25日、東京・池袋サンシャインシティで行われた沖縄めんそーれフェスタ前夜祭で、WBC世界バンタム級王者の山中慎介(34=帝拳)が、来春にも自身の持つ世界戦13連続防衛の日本記録を抜くと断言した。

 前日の24日、山中が具志堅の持つ13連続防衛の日本記録に挑む大一番の相手が、同級1位のルイス・ネリー(メキシコ)に決まった。会場は未定だが、8月に対戦する。具志堅は山中について聞かれ「次、13回目(の防衛戦)がきてますからね。記録は…ちょうど、抜かれる時期だね。山中君が、やりますよ。抜きますね」と期待した。

 ネリーは22戦全勝(16KO)のファイターで強打が売りだが、具志堅の山中への期待は揺るぎない。「来年の春じゃないですか? 14回防衛は」と、山中が日本記録を塗り替えるXデーまで“予言”した。