IBF世界ミニマム級9位の京口紘人(23=ワタナベ)が4度目の防衛を狙った王者ホセ・アルグメド(28=メキシコ)を3-0の判定で下し、世界初挑戦で王座獲得した。9回にダウンを奪い、接戦をものにした。

 試合後、京口は12日に道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕された兄で、プロボクサーの竜人について「本当に申し訳ないと思っています。兄ですから。王者になって謝りたかった。会って説教します」と話した。世界戦前の逮捕を心配した家族には「大丈夫」と伝えていた。