ボクシングの元3階級制覇王者八重樫東(34=大橋)が25日、横浜市内のジムで取材に対応。5月にIBF世界ライトフライ級王座3度目の防衛戦でメリンド(フィリピン)に1回TKO敗北後に進退を悩んできたが、復帰戦に傾いていると明かした。

 八重樫とロンドン五輪銅メダル清水が出席した会見で、大橋ジムの新たな取り組みが発表された。株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営する「Makuake」で支援者を募り、世界挑戦への資金を集める。お返しとして公開練習の見学やサイン入りグッズのプレゼントなどを行う。目標金額は1000万円で、期間は10月16日まで。大橋会長は「選手を直接応援してもらい、夢を乗せてほしい。ボクシング界では初めての挑戦ですが、参加してもらえれば」と述べた。