PPV大会サマースラム(20日、米ニューヨーク・ブルックリン)でWWEヘビー級王座に初挑戦する中邑真輔(37)が、同級王者ジンダー・マハル(31)と対峙した。

 オープニングでリング登場したマハルが「今日はインドの独立記念日。独立記念日とこのWWE王座の保持をお祝いする」と宣言するとインド人ダンサーがステージでダンスを開始し、リング上ではインド国歌の斉唱がスタート。大ブーイングの中で「サマースラムでは中邑は俺に負ける運命だ」と言い放った。

 そんな“マハルの宴”が最高潮になりそうな時、中邑がリングイン。自信満々に立ちはだかる王者を制するように、高らかに王座奪取を宣言した。

 中邑 インドは独立記念日だが、日本では戦没者を追悼し平和を祈る日だ。そして日曜日、アメリカはサマースラムだ。お前がWWE王座を失う日になる。

 大観衆からの熱視線を浴びながら、ベルトを左肩にかけるマハルと堂々とにらみ合った。