「ロックスター」中邑真輔(37)が、タイトル再挑戦に強い意欲をみせた。

 WWEヘビー級王者ジンダー・マハル(31)の配下にあるシン・ブラザーズとの1対2のハンディキャップ戦で圧倒的な強さを誇示し、リングに乱入してきたマハルにもキンシャサ(ボマイェ)で圧倒。もう中邑の頭にはWWE王座への再チャレンジしかない。試合後のインタビューでは、胸にある気持ちを爆発させるように宣言した。

 「ジンダー・マハルを倒したんだ。オレが欲しいのはWWEタイトルだ、WWEヘビー級選手権だ!」。

 インタビュアーの質問を遮るような態度で、流ちょうな英語を駆使しながら、再びチャンスを狙う姿勢を示した。

 9月16日にはエディオンアリーナ大阪で開催されるWWE大阪大会に出場する予定だ。王者マハルに再挑戦できるのか。日本人初のWWEヘビー級王者として凱旋(がいせん)できるのか。それとも大阪大会で再挑戦が実現するのか。今後の展開に注目を集まる。