秋山準(48)大森隆男(48)組が、25周年記念大会で世界タッグ王座を獲得した。

 92年にプロデビューし、10月が誕生日の2人は、セミファイナルで関本大介、伊東竜二の大日本プロレスコンビと同王座決定戦で対戦。関本の逆水平チョップや、ラリアットを胸を張って受け止めた秋山が、最後は必殺のエクスプロイダーで関本を沈めた。

 試合前には、25周年記念セレモニーで、先輩の小橋建太や、川田利明らから花束を受け取った。また、同じく25周年を迎え、千葉・東金で記念大会を戦った新日本プロレスの永田裕志、中西学からビデオによるコメントも届いた。区切りとなる大会でベルトを手にした秋山は「やったというよりベルトを巻く責任感が強い。この年でベルトを巻いて、まだまだ動かないといけない」と自分を鼓舞していた。また大森は「試合前にお花をいただいて、力が入った。横浜で小橋さんや川田さんと試合をやったことを思い出した」と感慨深げに話していた。