王者拳四朗(25=BMB)に0-2の判定で敗れた元同級1位のペドロ・ゲバラ(メキシコ)は試合後、判定に首をかしげた。

 「想像していない結果。引き分けか、僅差でも勝ったと思っていたが、ジャッジは皆さんが知っている結果を出しました」

 4回終了時点では3-0の優勢だった。「終盤から(拳四朗の)ボディーが効いてきた」。それでも勝利の実感があっただけに、悔しさがにじみ出た。

 拳四朗を「パワフルなボクサー」とたたえて「タフな試合だった」と振り返った。今後については「今はまだ考えられない」とした上で「もしかしたらフライ級に階級を上げるかもしれません」と語った。