96年アトランタ五輪レスリング男子フリースタイル100キロ級金メダリストで4度のWWE王座戴冠を誇るカート・アングル(48=現ロウGM)が06年8月以来、11年ぶりにWWE公式戦に復帰した。

 メインイベントの3対5のTLC(テーブルズ&ラダーズ&チェアーズ)戦に登場。アンブローズ、ロリンズと組み、ミズ、ケイン、セザーロ、シェイマス、ストローマン組とのハンディキャップ戦に挑んだ。

 試合途中で負傷したアングルが途中退場するなど苦戦を強いられたが、相手組のストローマンとケインの仲間割れに加え、アングルの再登場で反撃に転じると、アングルら3人が連携した「オリンピック・シールド・ボム」でミズを沈めて3カウントを奪取した。圧倒的に不利なTLCハンディキャップ戦を制して白星を挙げた。