「ロックスター」中邑真輔(37)が、ブランド対抗戦で最初の脱落者になった。キャプテンのシェイン・マクマホンのもと、ジョン・シナ、ランディ・オートン、ボビー・ルードとスマックダウン軍を編成。ロウ軍(カート・アングル、トリプルH、ブラウン・ストローマン、フィン・ベイラー、サモア・ジョー)と5対5のイリミネーション戦で激突したが、ストローマンのパワー殺法に屈した。

 序盤、中邑はベイラーがリングインすると交代を要求。元新日本プロレス対決を実現すると、ベイラーから額にウルフパックの「TOO SWEET」ジェスチャーを受けた。スピーディな技の攻防を展開した後、トリプルHと対峙(たいじ)。不敵な笑みを浮かべ、中邑はトリプルH、その後に出てきたアングルに蹴り技を成功。ジョーとベイラーも一蹴し、トリプルHにキンシャサ(ボマイェ)を成功させた。

 WWEの誇るビッグネームとの攻防で見せ場をつくったものの、巨獣ストローマンに捕まってランニングパワースラムで3カウントを奪われ、両軍通じて1人目の脱落者となってしまった。中邑を失ったスマックダウン軍はルード、シナ、オートンと脱落。1人残ったシェイン・マクマホンは、最後にトリプルHの必殺技ペディグリーで沈められ、ロウ軍に勝利を許した。