ストロングヘビー級王座次期挑戦者決定戦は、橋本大地(25)が神谷英慶(25)を破り、挑戦権を獲得した。12月17日の横浜文化体育館大会で王者鈴木秀樹に挑戦する。

 橋本と神谷はタッグチーム「大神」で大日本の最侠タッグリーグ優勝。さらに全日本の最強タッグ出場も決めた盟友だ。その2人が20分を超す激闘を展開。橋本のキックと、神谷のチョップ、頭突き攻撃は、互いの意地がぶつかり壮絶な打撃戦となった。20分を過ぎて、神谷のラリアットからの攻撃に、橋本が浴びせ蹴りで応酬。右ヒザ蹴り、さらにスイングDDTとたたみかけ、最後は、橋本は初めて使った高角度の垂直落下式DDTを決め勝利した。

 試合後、王者鈴木に「今の試合でお客さんの支持は得られたのか?」と挑発されたが「今日は神谷とオレらにしかできないやり方で決着をつけた。それでいいでしょう」と応酬。「今は、神谷との勝負で頭がいっぱい。鈴木のことは、これから考えます」と話していた。