さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで23日開催の「K-1 WGP 2017」(日刊スポーツ新聞社後援)の公開計量・記者会見が22日に都内で行われ、1回戦で当たるKOICHI(37)とイブラヒム・エル・ボウニ(24、モロッコ)が計量後、乱闘寸前となった。

 会見でも舌戦となり、エル・ボウニは「すでに戦いが始まっている。明日は彼をKOするだけ」と自信満々に、不敵な笑みを漏らした。対するKOICHIは「火をつけてくれたので、明日は良いスタートが切れる」とベテランらしく、落ちついてコメントした。

 そして、エル・ボウニが英語と日本語を交え「トゥモロー、ぶっ倒す」と挑発すると、KOICHIが英語で「ミートゥー」とやり返していた。

 その他の1回戦は上原誠(33)-パコム・アッシ(36、フランス)、K-Jee(けいじ、27)-アントニオ・プラチバット(24、クロアチア)、岩下雅大(33)-ロエル・マナート(23、オランダ)。長身の外国勢に日本人がどう立ち向かうか注目される。