IBF世界スーパーフェザー級4位尾川堅一(29=帝拳)が同級5位テビン・ファーマー(米国)を2-1の判定で下して世界初挑戦でベルトを手にした。

 尾川の勝利は名門ジムにとっても初快挙となった。世界王者は国内最多13人目となったが、IBFタイトルは初だった。浜田代表は「舞台が大きい方が力の出る性格がプラスに働いた。相手のよける方へ右を出して当てる、練習通りのことが1回目からできていた」と勝因を分析。今後について、防衛戦を体重超過で失格した前王者デービス(米国)を挙げ「KO率90%の強敵ですが、組まれればやらないといけない」と述べた。