無敗街道ばく進中のアスカ(36)が、何とかリベンジに成功した。先週8日のメンフィス大会で背後から襲撃されたナイア・ジャックス(33)とのシングル戦に臨み、相手負傷のレフェリーストップによる勝利を挙げた。

 ゴング直後から身長183センチ、体重123キロという巨体を誇るジャックスの圧倒的なパワーに苦戦を強いられた。飛びつきながらの卍固め、三角締めと関節技で攻め込んだものの、簡単に投げ飛ばされてしまった。ところが場外戦の最中、アスカがリングインするためのスチール階段上にいた相手の左足に強烈なローキックを見舞った。

 そのまま転倒したジャックスの左足はリングと階段の隙間に挟まれて負傷。立ち上がることができず、そのままレフェリーストップ裁定。不完全決着な試合となったものの、WWE傘下のNXT時代から続ける無敗記録を死守した。