WWEの男女混合トーナメント(計12組出場)で、元新日本プロレス対決が実現した。19日にWWEネットワークで配信された「ミックスド・マッチ・チャレンジ」トーナメント1回戦第1試合で、中邑真輔(37)がナタリアと組み、元新日本のフィン・ベイラー、サーシャ・バンクス組と対戦した。

 互いの手の内を知る中邑はベイラーと一進一退の攻防を展開。先にキンシャサを狙えば、ベイラーにはカウンターでスリングブレイドを食らった。ジョン・ウーでマットに倒され、トップロープからクー・デ・グラを狙われたものの、味方のナタリアがロープを押して妨害。中邑はマットに落ちたベイラーにスライディング式キンシャサを成功させた。

 抜群のチームワークを発揮したが、中邑がキンシャサをコーナーポストに誤爆すると状況は一変。ベイラーとバンクスに低空ドロップキックを決められ、最後は味方のナタリアがバンクスの必殺バンク・ステイトメントで絞めあげられ、ギブアップで敗れた。激闘を制したベイラー、バンク組はトーナメント2回戦に進出。1月26日配信の1回戦第2試合、ザ・ミズ、アスカ組-ビッグE、カーメラ組の勝者と対戦する。

 優勝したタッグチームには、自ら選択した慈善団体に10万ドル(約1150万円)を寄付できる権利を得られる。