GHCヘビー級王者拳王(33)が、2月2日後楽園大会で防衛戦を行う宮本裕向(35)へリベンジを宣言した。

 拳王は、19日の同大会で宮本の攻撃により右肘を負傷し、5針縫ったが、この日もメインを務め清宮海斗と対戦した。

 前回防衛戦の相手とのシングル戦となったが、前日の試合の悔しさを晴らすように、開始から厳しい攻めで圧倒。強烈な右ハイキックや膝蹴りで攻め立て、最後はダイビングフットスタンプで11分25秒、試合を決めた。拳王は「宮本、あいつまじ許さない。あいつがそう来るなら、こっちはあいつのワザを全て受けきって、何倍にも返してやる。それがGHCヘビー級王者というもんだ」と言い放った。

 一方、この日は第6試合のタッグ戦で小峠を仕留めた宮本は「前哨戦ではなく、違う相手との対戦だったが、自分も収穫があった。拳王だけじゃなく、違う相手と戦い経験を積むことができた」と収穫を口にした。