スマックダウンの「ロックスター」中邑真輔(37)がWWEヘビー級王座挑戦権を獲得した。男子30選手による伝統の時間差バトルロイヤル「ロイヤルランブル」戦で14番目に登場し、最後まで生き残った。

 2度のロイヤルランブル優勝を誇るランディ・オートンやジョン・シナ、セス・ロリンズらがリングへ。続いてローマン・レインズ、現インターコンチネンタル王者ザ・ミズ、06年覇者レイ・ミステリオ、最後の30番目にはUS王座を返上した後に姿を消していたドルフ・ジグラーが出場した。

 レインズと最後の2人まで残った中邑はキンシャサのカウンターで相手の強烈なスピアーを浴びた。苦境に立たされながらも、再び繰り出したキンシャサをレインズにたたき込んだ。そのまま場外へ落とし、最後にリングの中央に立った。

 これで最大の祭典となる4月8日のレッスルマニア34大会(米ニューオーリンズ)での王座挑戦権を得た。試合後に「レッスルマニアで何のベルトに挑戦したいか」と質問された中邑は、現WWEヘビー級王者AJスタイルズ(40)への挑戦を希望した。