ヘビー級ランカー対決は、同級7位デリック・ルイス(33=米国)が制した。

 セミファイナルで開催された同級9位マルチン・ティブラ(32=ポーランド)との同級5分3回。序盤から豪快な打撃をさく裂させた相手に対し、ルイスはテークダウンを成功させ、反撃チャンスをうかがった。攻守の入れ替わりが激しい展開。「いずれ自分のタイミングがくると思った」と最終3回、ティブラの動きを見極め、左フックから続くコンビネーション技を繰り出し、最後は右の一撃でダウンを奪取。3回2分48秒、KO勝利をおさめた。

 「テキサスで試合ができて本当にうれしい」とファンの歓声に感謝したルイスは「年内に(同級1位)フランシス・ガヌーとやれたらと思っている。ダメなら(同級5位)ブレイズか(同級3位)ファブリシオ(・ヴェウドゥム)との次戦を希望する。当然、ナンバーワンのポジションを取るつもりだ」と宣言していた。