男子柔道66キロ級で04年のアテネオリンピック(五輪)、08年北京五輪と2連覇を達成し、準強姦(ごうかん)罪で5年の実刑となった内柴正人(39)が25日、東京・墨田区総合体育館で開催の全日本マスター柔術選手権で2階級制覇した。

 内柴は、マスター2青帯ライト級と、マスター2無差別級に出場。7人が参加したマスター2青帯ライト級では、決勝で判定勝ちとなったが、続く無差別級では4試合オール一本で快勝した。内柴は「反省するところもあったが、いい結果が出てよかった」と優勝を喜んでいた。