新日本プロレスの後楽園大会が16日に行われ、棚橋弘至(41)がニュージャパン杯(NJC)準決勝でジュース・ロビンソンを破り決勝進出を決めた。右ヒザ変形関節症から9日に復帰。ぶっつけ本番のNJCだったが、ロビンソンと29分52秒に及ぶ熱戦を展開。最後は、必殺のハイフライフロー2連発で勝負を決めた。

 棚橋の決勝進出は準優勝に終わった12年大会以来、6年ぶり4度目。試合後は、会場のファンの声援に応え、エアギターのパフォーマンスを3度披露した。「あと1つ。ケガからの復帰、大丈夫といっても試合で失ったものは試合で取り戻すしかない。ちょっくら優勝してきます」と3度目の優勝宣言も飛び出した。決勝は21日の長岡大会で、SANADA-ザック・セイバーJrの勝者と対戦する。