全日本プロレスの後楽園大会が19日行われ、宮原健斗(29)が、3冠ヘビー級王者ジョー・ドーリングにピンフォール勝ちし、25日さいたまスーパーアリーナ大会での王座奪回へ弾みをつけた。

 196センチ、135キロで外国人NO・1レスラーと呼ばれるドーリングに、宮原は真っ向勝負。大男をブレーンバスターで放り投げ、最後もジャーマンスープレックスホールドでマットにたたきつけ勝利した。「取ったぜ、3カウント。25日はオレがこの寂しい寂しいおなかにベルトを巻く」と、ベルト奪取を宣言した。