K-1の2017年MVPでスーパー・バンタム級王者の武居由樹(21)が20日、都内で会見し、翌日のタイトルマッチでの防衛を誓った。

 さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで21日開催の「K-1 WGP 2018 ケーズフェスタ・1」(日刊スポーツ新聞社後援)で、久保賢司(28)の挑戦を受ける武居。昨年4月の王座決定トーナメント決勝戦でベルトを争った相手との再戦となるが、返り討ちに自信を見せた。

 会見直前の公開計量では、ともにリミットの55キロでパスした2人。久保の「彼の仕事は、このバイキンマン(=久保)をK-1のリングから抹消すること。明日は本気で殺しにくるつもりで来い」という挑発にも、武居は「もちろんKOを狙っていく。でも、終わったら握手してもらいたい」と、この日拒否された握手を求める余裕の発言でかわした。