新日本プロレスは22日、都内の事務所でニュージャパン杯(NJC)優勝者ザック・セイバーJr.(30=英国)の一夜明け会見を行った。

 セイバーJr.は21日に新潟・アオーレ長岡で行われたNJC優勝決定戦で、棚橋弘至(41)を破り、初出場で初優勝の快挙を達成。会見に出てきたセイバーJr.は、NJC優勝者トロフィーにキスをして「この横にあるトロフィーは自分の運命だ。14歳のときから自分が新日本で戦うことを知っていた。4年間、日本に暮らしトレーニングしてきた。そして、参戦から1年で初めて優勝した。これが自分のキャリアの本当のスタートだ」と胸を張った。優勝後には、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)への挑戦を表明。4月1日の両国国技館大会で、タイトル挑戦も正式決定した。「オカダにサブミッション(関節技)で勝てると思わない、と答えるのなら実家に帰った方がいい。オカダからギブアップを奪い、英国人初のIWGPヘビー級チャンピオンになる」と王座奪取を宣言した。