大相撲元十両の飛翔富士こと住洋樹(28)がWWEでプロレスデビューを飾った。27日(日本時間28日)のWWEサウジアラビア大会で開催された50人出場の時差式バトルロイヤル「グレイテスト・ロイヤルランブル」戦にサプライズ出場。まわしをつけた相撲コスチュームで7番目にリングに上がり、92年バルセロナ五輪重量挙げ代表で18年WWE殿堂入りのマーク・ヘンリー(46)と力比べを展開。すぐに場外へと落とされたが、世界中から「何者?」と注目を浴びた。

 身長193センチ、体重196キロで、大相撲では東十両13枚目が最高位だった住は自身のツイッターを更新し「WWEデビューしました! 最高の舞台で最高のスーパースター達との共演は人生最大の喜びを感じる」とコメント。WWE公式サイトでは中邑真輔(38)との将来的な共闘もありえると紹介されるなど期待の大きさをうかがわせた。(デーブ・レイブル通信員)