ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアBブロック開幕戦のメインで、高橋ヒロムが、マーティー・スカルを激闘の末破り白星発進した。

 高橋は、スカルの巧妙な関節技や指への攻撃に苦しめられた。攻勢に出たかと思えば、腕や足を取られ、関節技と指への執拗(しつよう)な攻撃が襲いかかる。それでも、スカルの首に足を絡めると、20分47秒、「D」と名付けた変形三角絞めでレフェリーストップ勝ちを収めた。

 試合後マイクで「今回のこのベスト・オブ・ザ・スーパージュニアが、今年のシーズンの中で1番面白かった、G1クライマックスより面白かったて、オレとこいつらで言わせてやるぜ」と絶叫した高橋は「これが決勝だろ? えっ、これが1つめかよ。こんなにきつくて、体が痛くて苦しいのに、でも、やめられないんだよ。楽しくて」と大会を楽しんでいる様子だった。