第2代フェザー級王者の村越優汰(23)が18日、スーパー・フェザー級王者武尊への、近い将来の挑戦を改めて明言した。

 村越は前日、さいたまスーパーアリーナで行われた「K-1 WGP 2018」(日刊スポーツ新聞社後援)の同級王座決定トーナメントで優勝、武尊が返上したタイトルを獲得した。決勝は相手の西京春馬(20)が両足を痛め、1回51秒にドクターストップTKO勝ち。この日、都内で会見に臨んだ村越は、「夢に見たベルト」を肩に、前日の「すごく過酷な1日」と戦い抜いた充実感を漂わせた。

 試合直後、リング上で「武尊選手とやりたい」と発言した。一夜明けたこの日は「優勝して、熱くなって言っちゃった」と苦笑い。それでも「すごい選手なので、いずれはやりたい。階級を上げてでもやる」と、さらなる高みを目指すことを誓った。