17日のPPV大会でWWEヘビー級王座を逃した中邑真輔(38)が、US王者ジェフ・ハーディからの宣戦布告を受け入れた。

 映像で登場した異様な姿のジェフ・ハーディから「中邑は王座戦に敗退したが、オレは先週の中邑との試合が忘れられない。中邑のあの反則攻撃(急所打ち)でオレは開眼した!」と言いながら閉じた目を大きく見開く強烈なメッセージを受けた。ルネ・ヤングからUS王者の発言について問われた中邑は「AJ(スタイルズ)がまだ王者なのは、レフェリーのカウントが早いからだ。まあ…ジェフが開眼したのなら、オレがその目を閉じてやるよ」とヤングを軽くあしらいながらも、対戦を受諾する姿勢を示した。これで次なるターゲットはUS王座へと切り替わりそうだ。

 中邑は12日の米メンフィス大会でハーディとノンタイトルながらシングル初対戦。相手のツイスト・オブ・フェイトから必殺のスワントーンボムまで食らいながらも辛うじてロープ回避。隙をついてハーディに急所攻撃し、反則負け後も必殺のキンシャサでKOに追い込んでいた。