新日本プロレスと全日本プロレスで活躍したビッグバン・ベイダーさんが18日午後7時28分(現地時間)、米国で亡くなった。ベイダーさんの公式ツイッターが発表した。63歳だった。

 公式ツイッターによると、ベイダーさんは1カ月前に重症の肺炎にかかり、懸命に闘病を続け、一時は回復に向かったが、亡くなったという。

 ベイダーさんの略歴は次のとおり。

 ◆ビッグバン・ベイダー(Big Van Vader) 1955年(昭30)5月14日、米国コロラド州デンバー生まれ。本名レオン・ホワイト。コロラド大時代はフットボールの選手として活躍し、ドラフトでロサンゼルス・ラムズ入団が決まっていたが、事故で断念。レスラーとなり、87年に「たけしプロレス軍団」の刺客として新日本マットへ。以後UWFインター、WWF、全日本、ノアなどで活躍。3冠ヘビー級王座とIWGPヘビー級王座など数々のベルトを獲得した。190センチ、150キロ。息子のジェシー・ホワイト(32)もプロレスラー。