ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が参戦表明している賞金争奪の最強決定トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の同級に、35歳の元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)も出場することが5日(日本時間6日)、公式サイトで発表された。

 同サイトを通じ、ドネアは「トーナメントに出場することを楽しみに準準備している」と参戦を表明した。また米メディアによると元WBAスーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)が参戦表明したと報じられた。

 既にWBAスーパー王者ライアン・バーネット(英国)、WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の出場が発表済み。ロドリゲスは指名挑戦者となるIBF同級3位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)との初防衛戦が1回戦になると公式サイトで発表されている。

 9月に資格停止処分が会場されるの前WBC王者ルイス・ネリ(メキシコ)の参戦もうわさされ、負傷などで出場選手に辞退者が出るとの一部情報もある。