ボクシング6階級制覇王者マニー・パッキャオ(39=フィリピン)が、WBAウエルター級王者ルーカス・マティセ(35=アルゼンチン)に勝利した。約1年ぶりの再起戦を7回TKOで飾った。  

 パッキャオは試合後、「カウンターパンチも決まっていた。敵の対応も想定していたとおりだった。(第3ラウンドにダウンを奪い)マティセはタフな選手なのでビックリした。ノックダウンできたのは、私にとってビッグボーナスだった。ハードワークしたかいがあった」と試合を振り返った。また「(2009年以来のKOに)この勝利は神にささげます。フィリピン国民にささげます。応援してくれている皆さん、ありがとう」と感謝を述べた。次戦への話になると「今は母国に幸せな気持ちで帰りたい。国民のみんなと喜びあいたい」「年内に試合もするつもりでいます。まだ決定していませんが」と話した。