メインイベントのライトヘビー級5分5回で、同級8位マウリシオ・ショーグン(36=ブラジル)が代役出場の選手に1回KO負けを喫する不覚を取った。

 2週間前に出場が決まったアンソニー・スミス(29=米国)を迎え撃ったが、試合開始直後、スミスの軽く振り上げた前蹴りをアゴに浴びてダメージが蓄積。反撃に出ると相手のカウンターパンチを側頭部に受けてふらつき、そのまま連打を浴びて倒れたところで、レフェリーストップとなった。1回1分29秒、KO負け。元UFCライトヘビー級王者で、PRIDE時代は「踏みつけ大将軍」の愛称で活躍したショーグンが、まさかの89秒で敗れる波乱だった。

 当初は同級2位ヴォルカン・オーズデミア(28=スイス)と対戦予定だったが、ビザの問題で試合不可能となり、対戦相手がスミスに変更となっていた。