WBA世界ミドル級王者の村田諒太(32=帝拳)が4日、自身のフェイスブックを更新した。

 走り込み合宿が終了したことを報告するとともに、不正判定などで揺れる日本ボクシング連盟の山根明会長についても言及。「色んな人に、勝手なこと散々言われて落ち込んでない?とか声かけてもらったりしていますが、何一つ気にしていないので大丈夫です。笑本当、ご心配いただくのが申し訳ないので、この件、ちゃんと発信して終わりたいのですがそもそも僕は第三者として意見を言っただけで、この件を訴えた側でもなんでもありません。勿論、再興する会を支持していますが、何より現役アマチュアボクサー達にとって良い環境になるように、願うところはそれだけです」(原文のまま)などと考えを示した。

 村田は7月28日にもフェイスブックに「そろそろ潔く辞めましょう、悪しき古き人間達、もうそういう時代じゃありません」と書き込み、山根体制を暗に批判していた。

 これに対し、山根会長は3日に出演したテレビ番組で「生意気だよ!」と声を荒げ「あの子は社会人じゃない」などと怒りをあらわにしていた。