WWEユニバーサル王者ブロック・レスナーが同王座から陥落した。

 4月のグレイテスト・ロイヤルランブル以来となる防衛戦で、前回に引き続き、挑戦者ローマン・レインズと対戦。一瞬の隙を突かれたスピアーで倒れ、フォールを許してしまった。

 18年マネー・イン・ザ・バンク覇者で王座挑戦権の入ったブリーフケースを手にしたブラウン・ストローマンが見守る中、試合が開始。いきなり挑戦者のスーパーマンパンチやスピアーで打ち込まれたが、レスナーも前方裸絞めで応戦して激しい攻防を展開した。

 攻撃したレインズと場外にいたストローマンが交錯すると、レスナーも場外へ移動。倒れ込むストローマンをF5で投げ、ブリーフケースを投げ飛ばし、パイプ椅子でめった打ちにした。勝ち誇ってリングに戻ったものの、レインズの必殺スピアーをもろに浴びてダウン。そのまま3カウントを許した。

 レスナーは昨年4月2日のレッスルマニア33大会でユニバーサル王座を奪取。CMパンクが持つWWE(02年5月以降)の男子王座保持記録となる434日を更新していたが、504日でストップした。