武藤敬司がプロデュースするプロレスリング・マスターズ後楽園大会が21日行われ、衆議院議員の馳浩(57)が、約1年ぶりのリング復帰を果たした。馳は、昨年7月に11年ぶりに復帰した同大会でメインに登場。両ひざを手術した武藤をセコンドに大谷、太陽、新崎らと往年のユニット「BATT」を復活させた。越中詩郎率いる平成維震軍と激闘を展開。同軍のAKIRAをジャイアントスイングで22回転。最後は、セコンドから介入した武藤のシャイニングウィザードの助けを借り、AKIRAから3カウントを奪った。

 試合後は「武藤が頑張っているので、少しでも支えられれば」と来年以降の参戦もにおわせた。また元文科大臣として度重なるスポーツ界の不祥事に「スポーツに政治は介入してはいけないが、アスリートファーストで解決するシステムをつくる必要がある」と話していた。