ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が24日、可能性が残る元3団体統一同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)戦について、「ファンがどのカードを見たいかだと思う」と述べた。15日の2団体統一世界同級タイトル戦で、アルバレス(メキシコ)に0-2の判定負けで初黒星を喫したが、村田陣営と日本での興行の交渉が進んでいた。王座陥落で消滅かと思われたが、所属ジムの本田会長が相手の意向次第であると明言していた。

この日は同級2位ブラント(米国)とのV2戦(10月20日、米ラスベガス)へ、最長9回のスパーリングを敢行。「疲れがある中で動けた」と手応えを得た。