「神童」那須川天心(20)にキックボクシングルールで敗れた元UFCランカーでRIZINバンタム級GP覇者の堀口恭司(27)が総合格闘技ルールでの那須川戦には否定的な姿勢を示した。

那須川が総合ルールでの経験が少ないため「まあ、はっきり言いますけど、MMA(総合格闘技)では相手にならないです。組み際とかできていなくて普通に勝ってしまうので面白くないですね」と口にした

逆に同じキックルールでの再戦には前向きな姿勢をみせ「1回負けているのでやり返さないといけないと思います。(キックの試合も)オファーがあるならやろうかなと。バッチリと(バックボーンの)空手が通用すると思いました」との希望を口にした。

04年大みそかの魔裟斗-KID戦の新世代版カードとして注目されたファイトだった。亡くなった山本“KID”徳郁さんが総合格闘技での師匠となる堀口は「(KIDさんは)自分の目標なので。あの試合はまだ超えられていないと思います」と振り返った。