兵庫・姫路市出身の兄弟ファイター、安保瑠輝也(るきや、22)と璃紅(りく、21)が12月8日、地元関西でそろって試合を行う。

エディオンアリーナ大阪で行われる「K-1 WGP 2018」(日刊スポーツ新聞社後援)での各スーパーファイト開催が決まり、K-1実行委員会が13日、大阪市内のホテルで発表した。

これまでライト級(62・5キロ)で戦ってきた瑠輝也は階級をスーパー・ライト級(65キロ)に上げて山崎秀晃(31)と激突。璃紅はスーパー・フェザー級(60キロ)で朝久泰央(20)と対戦する。

瑠輝也は「減量の水抜きが厳しく、試合中に足をつることもあったので、今回階級を上げた。関西圏でやれて気合が入っている。リスペクトもしている山崎選手に勝てば、タイトルマッチも見えてくる」と気合を入れた。対する山崎も京都府出身で関西は地元。「家族、仲間の前でK-1のレベルの高さを見せる。パンチにしろ蹴りにしろ一撃で仕留めたい」と実力者らしい自信を見せた。

璃紅はKrushの第5代同級王者。昨年10月に郷州征宜に敗れてタイトルを失うも、その後2連勝と復調し、K-1初参戦が決まった。「やっとK-1で僕の顔を知ってもらえるチャンスがきた」と璃紅が言うと、兄・裕貴(22)がK-1ファイターの泰央も「とても気合が入っている。負けていられない」と弟同士の対決に闘志を燃やした。