ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が14日(日本時間15日)、同級3位ロブ・ブラント(米国)を迎える2度目の防衛戦(10月20日)開催地の米ラスベガスで、思い出の地を再訪した。前日13日に日本から現地入り。この日は通常休みとしている日曜だったこと、減量が順調な事を鑑みて、朝はホテル近くの公園でロードワーク、夕方は散歩のみで過ごした。

できた時間で向かったのは、まだ世界王者となる前に、単身ラスベガスで合宿生活を送っていた時期に駆けた、ラスベガス近郊にある「レッド・ロック・キャニオン」。車で上るのもきつい険しい坂を目の当たりにし、「当時のトレーニングキャンプをとても懐かしく感じましたが、こうして改めてコースを見直すと、このような厳しい山道をよく走っていたな、と思います(笑い)。また明日も頑張ります」と感慨にふけった。