ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が17日(日本時間18日)、2度目の防衛戦の開催地となる米ラスベガス市内のトップ・ランクジムで公開練習を行った。

入れ替わりで先に練習していた対戦相手の同級3位ロブ・ブラント(米国)とは一瞬だけ目を合わせた。「僕よりもサイズは小さい。まあ、往々にしてプロフィルよりも小さいですから。肩幅もないかな」と印象を口にした。アマチュア出身の技巧派になるが、「技術的にまとまった選手。指名挑戦者なので、その選手に勝つことに意味があると思う」と海外メディアのインタビューで述べた。

前日までの2日間は、同門の3階級制覇王者ホルヘ・リナレスがオープンしたラスベガス市内のジムで練習を積んだ。「優しくて。暖房で(ジム内を)暖めてくれていたり。男でもほれる、気の利く男ですね」と感謝。減量も順調で、「明日計量でも大丈夫ですね」と自信の表情をみせていた。