20日(日本時間21日)に開催されるワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦の視察で米オーランド入りしたWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が19日、現地練習に臨んだ。長時間移動で動けなかったこともあり、宿泊先近くのトレーニング施設に足を運び、シャドーボクシング、マシンを使った筋トレーニングなどで汗を流した。練習後にはショッピングも楽しんだという。

今回の1回戦、IBF世界同級タイトルマッチの王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)-同級3位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)戦の勝者が来年2月にも予定される準決勝の相手となる。

出発前には「視察するからには長く試合をみたいですよね。自分の時みたいな試合(70秒KO勝ち)だと参考にならないので」と苦笑いも浮かべつつ「どちらが上がってきても対戦したら…と考えながらみたいですね」と話していた。