20日(日本時間21日)のボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチで敗れた前王者村田諒太(32=帝拳)が一夜明けた21日(同22日)、試合が行われた米ラスベガスのパークシアターで取材に応じた。

2度目の防衛戦で同級3位ロブ・ブラント(28=米国)に0-3(110-118、109-119×2)の判定負け。ほぼ眠ることなく朝を迎え、「負けたな、という素直な気持ち」と心境を述べた。ファイトスタイルを徹底研究され、手数で勝る相手からの被弾も多かった。この日もサングラス姿で、「しっかり休憩しないと。ここまでタフな試合はなかった」と体に残るダメージを感じていた。

今後については、「周りの方々と話して決めないといけない」と言及。「振り返った時に、それが成長させてくれた、ああいう経験があったから今があると思えるように歩んでいかないといけない」と述べた。