ボクシングWBA世界女子アトム級暫定王座決定戦が20日に東京・後楽園ホールであり、元WBA王者宮尾綾香(35=ワタナベ)が王者に返り咲いた。

前WBO王者池山直(49=フュチュール)と2年ぶり3度目の対戦。初回に右ストレートでダウンを奪い、その後もクリーンヒットの差で、3-0の判定勝ち。前回は宮尾が挑戦も右膝に大けがを負ってブランクを作った。「ベルトも初めて勝てたこともうれしい」と笑みがこぼれた。正規王者アラルコン(メキシコ)がけがで設定された一戦。「まずは正規王者になりたい」と王座統一を次の目標に挙げた。