約1年ぶりの王座戦で2度目の防衛に成功したUFCフェザー級王者マックス・ホロウェイ(27=米国)が5階級上となる最重量級王者に挑戦状をたたきつけた。

同級1位ブライアン・オルテガ(27=米国)の挑戦を受け、緊迫感を漂わせながらホロウェイが試合のペースをコントロール。右ストレートを打ち抜き、粘るオルテガを強打で攻め続けた。4回終了後、ダメージの大きい挑戦者にドクターストップは入り、ホロウェイの4回終了TKO勝ち。最強挑戦者にプロ初黒星をつけたホロウェイは「オルテガは最高のファイター。2人ともヘビー級にいくまでお互いに戦い続けるんじゃないかな」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

出身地ハワイでのUFC開催をもくろむホロウェイは「今回の試合に向けて言ってきたように、ここでやられようが防衛しようが、ライト級に上げるか、それかブラザーの『地球上最恐の男』と言われる(2階級同時制覇王者)ダニエル・コーミエとやってもいいぜ。何だってやる。そのためにいるんだからな。やろうぜ!」と宣言。ライトヘビー級、ヘビー級の両王座に同時君臨するコーミエとのファイトを希望した。