ロウ女子王者ロンダ・ラウジー(31)が16日のPPV大会TLC(米サンノゼ)で対戦する挑戦者ナイア・ジャックス(34)との一触即発ムードの“場外戦”を繰り広げた。代理前哨戦でラウジーの盟友エンバー・ムーンがジャックスの仲間タミーナとのシングル戦が組まれ、それぞれがセコンドに入った。

先にタミーナとともに登場したジャックスからは「日曜日(16日)に私はロウ女子王者になる。この拳を顔面に何発も食らわせて、ロンダ伝説を打ち消してやる」と宣言された。その後にラウジーが姿をみせ「私はポーズやトークのためにWWEに来たんじゃない。ファイトのためよ」と言って走り込んだが、ジャックスに場外へ逃げられた。

ムーンとタミーナによる代理前哨戦は白熱の攻防となり、ラウジーはエプロンで試合介入しようとしたジャックスが引きずり落とし、そのまま客席に投げ飛ばした。リング上ではムーンが必殺のエクリプスでタミーナを沈めて勝利。前週のタッグ戦に続き、ラウジーがムーンとの共闘で挑戦者ジャックスを圧倒してみせた。